シンガポールでローカル社員をマネジメントする日本人駐在員の方が直面しがちな課題の一つとして、雇用条件や給与、業務内容、昇進に関するローカル社員からの苦情・不平不満の取扱いがあります。日本人駐在員としては、ローカル社員が単に軽い愚痴をこぼしているだけだと考えて放置していたら、当のローカル社員はその問題を深刻に捉えており、突然会社を辞めてしまったり、政府機関に駆け込まれてしまうといった事が起こり得ます。前提として言語と文化の違いが存在する中、シンガポールで法人を運営するにあたっては、慎重な苦情対応のプロセスを整備しておくことが非常に重要と言えます。
本「Grievance Handling Handbook」は、MOMの下部機関であるTAFEPがシンガポールの全企業向けに発行したもので、シンガポール政府が企業に、どのような苦情処理プロセスの整備を期待しているかと、シンガポールの会社でよくある苦情に対して、どのような対応を期待しているかがコンパクトにまとまっています。 忙しい駐在員の方がざっと目を通す際や日本本社の人事部様にご共有される際に、日本語版があると助かるというご意見を受けて、日英対訳として編集致しました。
お読みいただくと、以下が把握できる内容となっております。
– シンガポールでよくある苦情の類型
– 苦情に対してどのようなプロセスを踏んで対処すべきか
– どのような書面を残して対応すべきか
– 苦情対応のコツ
ローカル従業員に対する苦情対応プロセスの整備は、EP発給に直結する「公平な雇用・採用慣行(Fair Employment Practices / Fair Recruitment Guideline)」とも密接に関わってくる部分ですので、是非一度はご一読いただければと思います。
▼内容物
【Tripartite Standard : Grievance Handling Handbook】 日英完全対訳版:PDFファイル49ページ
Grievance / Complaint Lodge Form, Report of Grievance / Complaint Form : それぞれエクセル1ページ
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