※2023年1月に新たに追加された「Advancing Well-Being of Lower-Wage Workers」に関するStandardにも対応した最新版となっております。
コロナ禍での在宅勤務の増加による労働環境の悪化が叫ばれる中、シンガポール政府は、年次休暇や時短勤務・時差出勤等の制度の見直しを通じて、社員のワークライフバランスの向上を呼び掛けています。本Standard内で、そうした制度の見直しの基準が示されておりますので、ローカル従業員を抱える日系企業様には是非チェックして下さい。
現在、EPやSパスを取り巻く環境が非常に厳しくなっている中で知っておくべき事として、MOMが企業を、人材雇用の観点で4つのレベルに区分けしているという事があります。 その4レベルというのは、最低限の雇用法のみ遵守しているレベル1「Starting Out」、公平な雇用主であるレベル2「Being Fair」、先進的な雇用主であるレベル3「Being Progressive」そして模範となる雇用主であるレベル4「Being Exemplary」です。
https://www.tal.sg/tafep/Getting-Started
本Tripartite Standardsは、企業がレベル3の「Being Progressive」に到達するための基準を、人材採用や働き方改革、高齢者雇用、ワークライフバランスといった10つのカテゴリーに分けてTAFEPが規定しているものです。この基準に達している企業は、TAFEPに対してその旨を申請することで、レベル3の企業であると認定を受けることが出来ます。 認定される事で、MOMやTAFEPに対する包括的なアピールになり、EPやS Pass申請にもポジティブに作用します。企業がFCFのウォッチリスト入りをした場合に、ウォッチリストから除外される前提条件の1つとして、レベル3の企業として登録されているか?を必ず確認される事からも、MOMがこの基準を重要視していることが分かります。 昨今どんどん厳しくなるEPやSパスの発給を今後も安定的に続けていくための下準備として、是非本Tripartite Standardを確認し、レベル3企業として登録されておくことがお勧めです。
忙しい駐在員の方がざっと目を通す際や日本本社の人事部様にご共有される際に、日本語版があると助かるというご意見を受けて、TAFEPのTripartite Standardsの全10項目とFAQ集を日本語訳し、日英対訳として編集致しました。 お読みいただくと、以下が把握できる内容となっております。
– レベル3「Being Progressive」企業として認定されるための人材雇用の基準と申請方法
– 企業の人材採用、柔軟な働き方整備、高齢者雇用、有期雇用社員の採用、苦情処理、個人事業主との契約、介護等での無給休暇、メディアフリーランサーとの契約、ワークライフハーモニ―、低賃金労働者のウェルビーイング の全10項目に関する、MOMとTAFEPの詳細な期待値
▼内容物
【Tripartite Standards】 日英完全対訳版:PDFファイル41ページ
【Tripartite Standards よくある質問集】 日英完全対訳版:PDFファイル59ページ
価格:S$500 +GST9%
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